山科店:涼を求めて。
こんにちは 山科店 南井です。
まだまだ残暑が厳しい毎日ですが、皆様いかがお過ごしですか?
先日、涼を求めて美味しい蕎麦が食べたいと思い、
京都市右京区の山奥にある越畑の「まつばら」と言う蕎麦屋さんに向かいました。
京都縦貫道を千代川で降り、ひたすら狭い山道を登ってようやく着きましたが・・・
ガーン! 閉まってる・・・
こんな山中まで来て・・・ショックでした。
どうしても蕎麦が食べたいので、
八木町の南丹病院近くにも美味しい蕎麦屋さんが有ると聞いていたので
スマホで南丹市ソバで検索すると「もりしげ」と言う蕎麦屋さんがヒットしました
何の疑いもなく電話番号をナビで登録検索して向かう事にしました。
が!・・・
走れど走れど山の中・・・離合も出来ないしガードレールもない林道・・・
落石がゴロゴロ・・・どう見ても八木町に向かってる気がしない!
30㎞ほど山中をさ迷い蕎麦もどうでもよくなり、
ナビがどこに案内するのか見届けようと覚悟を決めました。
ようやく町に出て到着地は美山町の蕎麦屋さんでした。
「怪我の功名」 とは言え、素敵な蕎麦屋さんでした。
かやぶき屋根で囲炉裏があり、150年前のお家らしいです。
エアコンも有りませんでしたが風通し良く涼しく、
不思議と心休まる無音の空間でした。
とろろ蕎麦のセットを頼みました。
腰のある茶蕎麦で濃厚なとろみの山芋がバッチリ絡んで美味しかったです。
ついでにかやぶきの里が近いようなので、
見たことが無かったので足を伸ばして行って来ました。
とてもノスタルジックで、日本昔話のような街並みでした。
緑の田園風景とかやぶき屋根がマッチし、
おばあちゃんの田舎に帰ってきたような気持になりました。
いつの間にか山中をさまよった不安とイライラも吹っ飛んでいました。
皆さんも京都市内の猛暑を避けて、
ドライブがてらに避暑に行かれてみれば。素敵な美山町でしたよ。