読書の秋
こんにちは山科店の榁木です。
最近はすっかり秋らしくなって来て、過ごしやすくなってきましたが
秋と言えば、読書の秋ということで、僕の趣味は読書なのですが
そこで最近読んだ一番のオススメの本を、紹介したいなと思います。
それは、「二十四の瞳」と言う本です
これは、すごく名作なので、読んだことがある方もおられると思いますが、
時代は昭和3年で、ある、新人で女性の大石と言う先生が、
村の小学校に赴任したところで担任を持った12人の子供たちとの物語です。
子供たちは明るい大石先生にすぐになついていきます。
でも、ある日先生が、アキレス腱のケガで学校にこられなくなります。
そんなときに、生徒たちは、長い長い道のりを歩いて、先生の家まで、
お見舞いに行くと言う場面があるのですが、あまりの遠さに
泣きだす生徒もいながら先生に会う所は、とても感動出来る場面です。
しかし、時代が進むにつれて、生徒たちが大人になると
戦争が始まってしまい、自分の夫や、その生徒たちも戦争に行くことになります。
その頃は大石先生は先生を辞めていたのですが、偶然出会った生徒に
生きて帰って来るように言いますが、残念なことに男の生徒のうち
5人中3人が戦死してしまいます。
また戦争が終わった時には、家族も親や、子どもを入れて、6人いましたが
夫の戦死や、子どもの病気等で3人になってしまいました。
しかしそんなときに、先生に復帰する事になります。
その時に担任を持った生徒の中にはあの12人の子どもや兄弟がいました。
そして自分の子どもがまた大石先生に教わると聞き、
先生の歓迎会をすることになるのですが、中には戦争の影響で
こられない者もいますが、また皆と会えるという
とても感動できる作品となっております。
また戦争や貧しい暮らしとはどういう物なのかを
考えさせられる作品となっていますので皆さんもぜひ読んでみて下さい。