京のかたな展
こんにちは、山科店の澤田です。
秋も深まり朝晩の冷え込みが身に染みる季節になりましたね。
今日は京都の東山にある国立京都博物館での催し物
「京のかたな展」をご紹介させて頂きます。
日本刀と聞けばイメージするのは、侍の武器。
生死をかけた戦いの武器。など、きな臭いイメージがありますが
芸術品としてもとても価値があるものです。
日本史に出てくる歴史の転換期に登場する日本刀が
この目で実物が見られるとの事で私は大変楽しみにしておりました。
今回の「京のかたな展」はすごい数の展示品があります。
どれもこれも大変貴重な一品ですが私は見たいものを絞り込んでこれだけは見よう!と決めて行きました。
・三日月宗近
・へし切り長谷部
・義元左文字
この三振は見たい!
さて、やって来ましたが・・・!!
特別展入場まで30分待ち!
でも並びましょう。
並んでいる方女性が多いですが???・・・・・・・わかった!
どうも世間では日本刀と美男子をコラボさせたアニメが流行っているようです。
それで女性の方が多いのかあ。おじさん一人で居場所無く待ちます・・・。
やっと入れても人気の展示物の前では最前列観覧の列でまた60分待ちが出ています。
初めて見ました「三日月宗近」はさすが天下五剣のひとつで大変美しく
腰反りの深いかっこいい刀身です。
この刀で足利義輝公は三好衆に応戦したのか…(諸説あり)
「へし切り長谷部」も見ているだけで迫力が伝わり、刀というより
ナタに近い迫力がありました。織田信長の権力が重なって見えます。
「義元左文字」も大変美しい刀身です。
なかごに「桶狭間の戦いで義元から獲ったったど~!」
と荒々しく織田尾張守信長の名前が刻んでありました。
まさに歴史の転換期を見てきた刀なんですね。
あれもこれも大変見ごたえのある貴重な日本刀ばかりです。
館内は写真撮影禁止なので日本刀の写真はございませんが、
代わりに澤田秘蔵の(笑)日本刀図鑑を山科店の雑誌コーナーに置いておきますので
スバル山科店にご来店の際は探してみてくださいね。
「京のかたな展」は11月25日(日)までです。
一部、展示替えがあるとのことです。
京都東山の紅葉見物と一緒にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
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