四月と言えば…
いつもお世話になっております。
山科店の澤田です。
今日は「四月と言えば」のお話です。
四月と言えば私自身もそうですが
新しい職場や新しい学校、新しい仲間等々、環境が変わる時期で、
不安と希望が交わりなんとも言えない思い出が誰にでもあると思います。
先日、自宅の近所にある行きつけの小料理屋に行き一息ついていた時です。
その店のマスターが
「今日は富山からいいホタルイカが入りまして刺身でいけますよ!」
と言うので、それでは、とお願いしました。
マスター曰く、
「ホタルイカの下仕込みをやっていたら私が料理の世界に入った昔を
思い出しますわ」と。
「ホタルイカの目と中骨を取るのが下仕込みなんですが、高校卒業したての4月に
この世界に入ってすぐにこれをやらされてました。今では5分ほどで出来る作業が
全然上手くいかず1時時間ぐらいかかってました。当然先輩に怒られるのですが、
怒られながらも良くその作業を続けてやらしてもらえたなぁ~。
そこでもうやらされなければ上達も出来無いし、この仕事が続かんかったやろなぁ。
今から思うと先輩に感謝ですわ~笑」と笑っておられました。
「いつもホタルイカが入る頃は4月でしょ。これをやる度に当時を
思い出しますわ~笑」
マスターええ話ですやん!!!
新しい事にチャレンジするのには、挫折や戸惑いがありながらも
それを乗り越えようとする本人の気持ちと、周りがそれを温かく育てる環境が
あればこそ成長があるんですね。
出てきた美味しいホタルイカと焼酎を頂きながら
私も初心に返って頑張らねば!と、思いました。(酔っぱらいながら)
♣/♣