全日本ラリー選手権最終戦 愛知新城ラリー
こんにちは❗久世橋店サービスメカニックの藤田です。
今年も後2ヶ月を切りましたね、2ヶ月前までは「暑い❗暑い❗」と言ってたのが嘘の様です。京都もそろそろ紅葉が本格的になりました❗皆様も体調にはお気をつけてお過ごしください。
さて、私が久世橋店に来て初めてのblogは先日メカニックとして参戦しました全日本ラリー選手権最終戦「新城ラリー2018」を今回はサービスメカニック目線でお伝え致します。
尚、ラリーの結果はスバルモータースポーツマガジンでご確認ください。https://www.subaru-msm.com/2018/rally/
ついこないだ開幕したかと思っていましたらもう最終戦❗️このラリーの特徴は行政、企業、地元の方が一体となって今や新城市の一大イベントに成長しました。毎年来場者数が多い事で有名なラリーですが今年も何と❗54000人と新城市の人口が約50000人らしいので新城市の人口が2倍になる計算となります❗
凄いギャラリーの人です❗ギャラリーステージも見るのが大変です?
私は3日間(11月2日~4日)参加しました❗いや~毎度ながらラリーは朝が早い❗ちなみに2日AM4時、3日AM5時、4日AM4時起床と朝が早いです。
ラリーは競技としては3日~4日なのですが2日は選手はコースの下見(レッキと言います)私達サービス隊はサービスパークの設営、競技車両のメンテナンス&車検を行います。こんな感じでサービスパークの設営をします❗ここが私達サービス隊の仕事場です。 車検も無事に完了です?この後夕方からセレモニアルスタートが行われます。
3日(土)から本格的にラリーがスタートします、続々と選手たちがサービスパークを出発していきます。 スタート前にチームメンバー全員で記念撮影です❗今回はかなりの大所帯です。
今回のチーム編成は勝田範彦&石田裕一組(スバルWRX―STI)、ヘイキ・コバライネン&北川紗衣組(トヨタ86)、大倉聡&豊田耕司組(トヨタヴィッツCVT)と3台体制です❗スバル車が1台、トヨタ車が2台となってますが86はBRZ、ヴィッツはトレジアと同じと言う事で私は全く問題ありませんでした。 3台共クラスが違う為、時間がずれて出発します。ヘイキ・コバラン選手は2016年スーパーGT総合チャンピオンでマクラーレンチームからF1ドライバーとして出場した経歴の選手です❗
今回の新城ラリーでは2日間で4回あり土曜日に30分&60分、日曜日は15分&30分と時間が制限されておりこの時間内でラリー車両をメンテナンス&修理をしないとペナルティが与えられるのでメカニックも集中力が必要になります。メカニックが一斉に作業を開始します、私は選手の要望を聞いて細かい調整をしていきます❗スペアタイヤも積み替えします❗リヤー廻りの増し締め&損傷が無いか?チェックします❗作業が完了しラリーカー出発します❗
メカニック複数でラリーカーのメンテナンスをします、下に潜ってサスペンションの取り付け部の増し締めをしたり、ブレーキの点検、タイヤの交換などの作業を行います。そして万が一クラッシュをしラリーカーに損傷があった場合でもこの時間内で修復をしないといけないのでその時は本当に時間との戦いとなります❗?
そしてメンテナンスが完了すれば選手を「いってらっしゃい❗️」と送り出します❗️
サービスが終わった合間はお客様にスバルの旗を渡して応援をお願いします❗
ラリーのサービスが終わるとご飯を食べたり、休憩したり、ギャラリーサービスにといろいろな事をしています。これを2日間繰り返し作業をします❗終わった後はかなり疲れますが心は達成感で溢れています。
2018年シリーズは終了しましたが来年は皆様も行楽のひとつにラリーを組み入れてはいかがですか?地元の美味しい物を食したりと結構楽しめると思いますよ❗️❗️
そしておまけの写真❗️昨年までWRCをトヨタガズーレーシングワールドラリーチームのドライバーで出場されていたユホ・ハンニンネン選手と、今年の九月までフィンランド??に在住されてトヨタガズーレーシングワールドラリーチームでラリーメカニックとして活躍された松山大介氏と一緒に記念撮影して頂きました❗松山氏とは2016年6月まで全日本ラリーでメカニックとしてご一緒させて頂いた同士です❗