60年に一度、ひらく扉・・・
こんにちは、宇治店です
今回は先日出掛けた嵐山散策の続きをご紹介します
最後の目的地「旧嵯峨御所 大本山 大覚寺」
玄関門を抜けると
とても大きな松と共に「嵯峨菊」が鉢植にされ展示されています。
鉢に植えられた花は2メートルちかくの高さに育成されていて
下部に七輪、中程に五輪、先端に三輪で「七五三」作りとなっています。
拝観料を納めて中に進むと、とても煌びやかな襖絵があります
宸殿にあるどの部屋の襖絵も素敵ですよ
宸殿から心経前殿に向かう廊下は「村雨の廊下」と呼ばれていて
縦の柱を雨、直角に折れ曲がっている回廊を稲光にたとえているのだそうで、
刀や槍を振り上げられないように天井がとても低いです。
その先に勅封心経殿があり「戊戌開封法会(ぼじゅつかいふうほうえ)」
の儀式が行われていました。
1200年前に嵯峨天皇さまが弘法大師さまの勧めでされた
御写経(勅封心経)を特別にご高覧することができる機会でした。
もちろん写真は厳禁で、建物に入る前にはお坊様から手に
清めの香を頂き両手ですり合せて中に進みます。
その間ずっと外と内側にいるお坊様はお経をあげられています
沢山の方が列をつくって順番を待たれていました。
他にも大覚寺の境内は旧 御所の名残を残す見所が沢山あります。
嵐電や阪急の嵐山駅からは歩くと少し距離はありますが、バスで行くことも
できますので京都嵐山の散策を一度楽しんでみて下さい
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