スノーリゾートレポート“ZAO”編
こんにちは、カースポット吉祥院です
先日(2月初旬)、とうとう、わたくしの冬のお楽しみが終了してしまいました・・・
そうです、わたくしの今シーズンのSKI ファイナルを迎えたのです・・・あっという間の楽しいひとときでした。そしてシーズンラスト滑走の会場は、“蔵王”でした。はっきり申し上げますと、今シーズン一番期待してなかったスキー場だったんです・・・連日の暖冬のニュースで・・・
直近まで、こまめに蔵王スキー場のホームページ確認してたのですが、1月後半になっても積雪100cmを越えず、いまだに滑走不可のゲレンデがある状態・・・。宿泊の予定もあるので最悪の場合はただの温泉旅行に切り替える予定でした。
一番迷った事は、“スキー板一式を持って行くかどうか・・”でした。わたくしは、この時、大変難しい舵取りを迫られる事となったのです。(← 一回使ってみたかったフレーズです。使い方間違ってます?)
蔵王の山頂には“お地蔵様”があるのですが、通常この時期は雪に埋もれているのです。そのお地蔵様がどうやら雪不足によって今なら全体像を拝むことができる!という情報を得たので温泉&お参りツアーに切り替えるつもりでした。そうなると必然的にスキー板が必要となります。
その理由はこの時期、蔵王に来る観光客の半分は“樹氷見学”なんです。その樹氷を見るためにはロープウェイに乗車する必要があるんですが、まぁすごい大混雑!!乗車整理券発行もあり、平日でも1時間半待ちです。スキー・ボード客のほとんどはリフトを乗り継いで山頂を目指します。わたしはすかさず、スキー宅急便で送る手配をしました。
【蔵王初日】 朝から大雪!!奇跡の寒波に遭遇できました!!地元の人いわく、「今季初めてのまとまった雪」 だそうです。注目のゲレンデはというと・・・暖冬で湿度の高いゲレンデに急に寒気が入ったらどうなるかというと・・・
濃霧です。しかも強烈な濃霧。まったく前が見えなくて“恐怖”でしかありませんでした。リフトのお兄さんに「そこ、違いますよー!」などの助言と、遭難の恐怖心と戦いながら、なんとか必死にリフトを乗り継いで、お地蔵さまのある山頂へと辿りつきました。
→樹氷モンスターに囲まれたリフトは、蔵王限定です。
蔵王山頂といえば、樹氷がニョキニョキと育っている場所です。樹氷がある場所、つまり大変天気が荒れる自然環境の厳しい場所なんです。今年一番の寒波が入った山頂がどんな状況かといいますと・・・ブリザードでした。氷点下13度、猛烈な雪と風で体感温度は大袈裟にゆってマイナス20℃くらいでした。こちらは樹氷です。うっすらシルエットだけ見えました(ような気がしました)
こちらは、山頂にあるお地蔵さまです。確かに全体像が見えるのと、両サイドに小さなお地蔵さまがいらっしゃいました。初めて拝むことができました。これは貴重です!
ちなみに、こちらは昨年2019年度の様子。見ての通り昨年は雨降ってました
(お地蔵さまの積雪なし)
こちらは、2018年の様子。今年は雪が本当に少ないですね。
お地蔵さまにお参り後、いつも通りスキーコースから下山しようとした時です。コースの入り口に大量の雪の吹き溜まりができてました。「え?今日は誰もコースに入ってないの??」と疑うほどでした。現状、わたし以外は樹氷を見に来た外国人しかおりませんでした。悪天候でもコースへ行く気満々でしたが、膝まである積雪をどこまで掻き分けて行ったらいいのか不安と前が見えない恐怖心が芽生えたので初めて断念しました。きっとお地蔵さまが“行くでない”とお止められたのね!と確信しております。
≪無念の下山≫ ゴンドラ内の様子です。
【蔵王2日目】 昨日からの降雪により、20センチのパウダースノー。
今季初パウダーです。一番期待薄かった場所が、最高の雪質でした。滑走もパウダーを感じるエアーが入ったフワフワした最高の滑りをする事ができました。
ゲレンデから大好きな≪ヒゲダンの曲≫が流れておりテンションMAX!歌いながら、ワ~~!!なんて叫びながら、滑走を楽しみました。
そして、そろそろ帰宅の準備をする時間になったので、お帰りコースへ移動している時の事です。今まで覆っていた雲がサァーっっと流れていき、青空が・・・そう、晴れたのです!!!
ありがとうーーー!!!と心の中で叫びました(他に人がいたので)
おかげ様で良いイメージで今季終了する事ができました
シーズン最後の締めくくりは、やっぱり温泉ですね。蔵王温泉、泉質サイコーです!!
そして長々と閲覧いただき、ありがとうございました。
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