西国街道を歩く
こんにちは、長岡京店の澤田です。
寒くなって来ましたね。皆様も風邪などひかぬように注意してください。
私は最近山歩きはご無沙汰で家の近所をよく歩いています。
来春の山歩きの為、基礎体力の維持、ダイエットの為、などなどの理由で。
近所を歩いて梅小路公園や、七条通りの市場をウロウロするのもいいのですが
どうせ歩くのならせっかく京都に住んでいるのだから歴史に触れて
旧街道などを歩いてみようと思い立ちました。
京都の都から山口県下関までのびる昔の道、西国街道を歩いてみました。
もちろん下関まで歩けるわけもなく、自分の体力と相談して歩いてみます。
有名な歴史上の話では1582年に羽柴秀吉が明智光秀を討つため、
備中高松城攻めから東へひるがえし、「中国大返し」を走った道です。
そしてその後、大阪と京都市の県境にある現在の大山崎町付近で、
羽柴勢と明智勢が戦った「山崎の合戦」があったのも西国街道での話です。
さて、西国街道のルートを調べてみました。
どうせなら史実に忠実にと、出発を東寺口の「羅城門跡」としました。
そこから九条通りを西に進み、いつもの見慣れた街角に立つ西国街道の
道しるべをたどります。
桂川を渡る久世橋から右手上流を見ますと、朝日に照らされた愛宕山がきれいです。
最近行ってないな~。登ってみたくなりました。
さて、久世橋を渡りすぐに左に曲がり西国街道をたどります。
向日市に入り、
長岡京市に入りました。
私たちのスバル長岡京店の近所に「一文橋」があります。
私たちも良く通る橋ですが、こんな石碑が有りました。読んでみますと…
なんと昔はこの橋が大雨で流された時にかけ直しするためのお金を
通行人から「一文」もらっていた事からこの名前になったんですね!
知らなかったです。歩いていたからこそ、この石碑を見つけて歴史に触れた
気持ちです。現在でいう琵琶湖大橋みたいな有料の橋だったんですね。
その後、長岡京駅西口を通ります。
調子八角交差点に出ました。このあたりは高速道路も通り、大きな交差点も
できて大きく景色が変わりました。昔の街道を歩いてた人が現代のこの道路を
見たらビックリされるでしょうね。(笑)
大山崎町にさしかかりますと、、、、けっこう疲れてきました。
今回はこの山崎の宿場で終わりとします。
歩行距離約14Km
歩行時間3時間半
次回はどうせなら続きを歩いて最終的には西宮宿場ぐらいまで行きたいと
考えています。