月に代わってお知らせです。
いつもお世話になっております五条店です。
イキナリですが、ご存知ですか?
今月、5月26日水曜日、日本でほぼ3年ぶりとなる皆既月食が見られます。
満月が徐々に欠け、月が見えなくなると思いきや赤銅色に光る月が見えるようになる皆既月食。今回、京都では欠けた状態の月が昇ってくる「月出帯食(げつしゅつたいしょく)」から見ることができ、しかもその月が1年で最も地球に接近するスーパームーンというから必見ですよね!日食ほどの派手さはないかもしれませんが、太陽と地球と月が織りなす3重奏をご家族一緒に是非ご覧ください!
・皆既月食が起こるメカニズム
月食は、地球の影の中に月が侵入し月面に日照がなくなるために満月が欠けていくように見える現象です。皆既月食では月が地球の影にすっぽりと覆われます。とはいえ、地球の影の内部でも地球の大気で屈折した赤色光により、ほんのりと月面が照らされます。
↓詳しくはこちらを参照にしてください
提供 国立天文台 天文情報センター
・月食はなぜ赤い?
地球の影に入るにつれて、月は徐々に暗くなります。真っ黒にはならず赤味を帯びた色に染まります。これは、地球にある大気を、太陽の光が通過する際に散乱されにくい赤い色だけが残ります。さらに、大気により赤い光は影の内側にまで曲げられて、月をほんのり赤く照らすため赤い月が見えるのです。
月食の時、満月は東側から欠けていきます。皆既中の満月は赤茶色に染まります。
・2021年最近の月(スーパームーン)
地球と月の距離が近く、見かけの大きさが最大級となる満月はスーパームーンと呼ばれ、天文ファンのみならず市民の方々の関心も高くマスコミでも報道されています。「スーパームーン」は、もとは占星術の用語だったものが、2011年にNASAのWebサイトで使われた結果広まったようです。なお、天文学的には月との距離がどこまで近づくとスーパームーンとするかの定義はありません。 5月26日の皆既月食はちょうどスーパームーンと同じ満月で、見かけも大きな皆既月食を楽しむことができることでしょう。
視直径 | 地心距離 | |
5月26日 最近の満月 | 33.4’ | 35.746万km |
平均的な満月 | 31.1’ | 38,440万km |
12月19日 最遠の満月 | 29.4’ | 40,593万km |