ちょっと入院してきました②
2019年12月に投稿した虫垂炎にて入院した時のブログですが、おかげ様で大変多くの方々に閲覧して頂いております。
(おそらく、実際に虫垂炎になられた方が検索されているのだと思われます)
入院から約3年になろうとしておりますが、前回触れていなかった内容を追加ということで、パート2を投稿させて頂きます。
虫垂ってお腹の右下辺りにあるのですが、最初に痛み出したのはみぞおちの辺り(背中も含めて)でした。
なので虫垂炎とは考えず、膵炎なんじゃなかろうかと思っていました。
市販の鎮痛剤を飲んでも全く効きませんでした。
入院してから炎症を抑える為に数日間抗生剤の投与を受けましたが、その間は絶食でした。
口にして良いのは水かお茶のみです。
点滴のみの栄養で絶食が続いても、人間の体って意外と大丈夫なんですね。
手術の直前は、人生で一番緊張したひと時でした。
怖さとイライラで、平常心を保つことが出来ませんでした。
エコノミー症候群を防ぐ為に、加圧ソックスを履きます。
お腹が痛いので独りで履くことが出来ず、看護師さんに履かせてもらいました。
いよいよ手術室に入ります。
入口前までは家族は同行出来ます。
不安を和らげる為におどけてみました(変顔しています)。
手術台に横たわり、麻酔薬を投与されます。
「今から麻酔薬入れますね~。深呼吸3回して下さ~い。」
2回目の深呼吸までしか覚えていません。
目が覚めると地獄の状況でした。
開腹したキズが痛いのはもちろんです。
手術中は体の冷えを防ぐため、手術台が温かくなるので、全身汗だく状態です。
更に麻酔の副作用で、もの凄い吐き気に襲われます。
嘔吐した時のトレイを顔の横に置いてもらいましたが、胃の中には何もないので使うことはありませんでした。
体中に色んなチューブやコードが取付けられていて鬱陶しい。
意識が朦朧としていましたが、家族に記念撮影を頼みました。
最後にとても大切なことをお伝えいたします。
今まで経験したことのない痛みを感じた時は、直ぐに病院に行くことが大事だと痛感しました。